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IR資料室 決算短信
当期及び次期の業績の概況
(1) 当期の業績の概況
当期におけるわが国経済は、金融不安、雇用不安などが重なって、企業投資意欲及び消費者心理が冷え込み、経済成長率が2年連続のマイナスになるという非常に厳 しい状況下にありました。

医療の面では、国内において4月の診療報酬・薬価基準の改定により、より一層医療費の抑制が求められておりますが、一方では、平成12年の介護保険制度の導入及び医療保険制度の改革などを見据えた新たな需要の創出が見込まれております。また、欧米諸国におきましては、医療制度改革が進められた結果、市場構造に変化 が生じており、情報技術の活用による医療サービスの提供や在宅医療など効率化への新たな投資に伴う需要の拡大及び創出が見込まれております。

このような状況の中で当社は、国内販売・サービス体制の効率化と海外での販売強化に重点をおいた活動を行なってまいりました。その結果、売上高は30,194百万 円(前期比5.6%増)となりました。
国内販売につきましては、価格競争の影響もあり血球計数検査装置が低調に推移しましたが、血液凝固検査関連製品の販売増により、売上高は16,707百万円(前期 比2.3%増)となりました。

海外販売につきましては、欧州での販売が好調に推移しました結果、売上高は13,487百万円(前期比9.9%増)となりました。

なお、当期の当社の事業活動におきましては、今後の医療における情報化ニーズに応えることのできる戦略商品である「多項目自動血球分析装置XE-2100」の 販売を開始いたしました。また、血液検査分野における世界シェアをさらに伸ばし、売上拡大を図るため、世界的なヘルスケア企業であるF・ホフマン・ラ・ロシ ュ社とグローバルな業務提携を行うことで合意し、その米国子会社であるロシュダイアグノスティクス社と米国市場での当社血液分析装置の販売・サービス契約を 締結いたしました。さらに、品揃えによる販売拡大と販売効率の向上を図るため、エイブイエルメディカルインスツルメンツ社と同社の血液ガス分析装置・電解質 分析装置の日本における販売・サービス契約を締結し、新規事業分野におきましても、粒子計測装置のリーディングカンパニーであるマルバーン社の製品を日本で販 売する契約を締結しました。また、平成10年10月に中国において「第一回血液学セミナー」を開催することにより当社のプレステージ向上を図るとともに、インド においても機器・試薬生産合弁会社の設立を行うなど、アジア地域に密着した体制作りを着実に推進しております。

利益面におきましては、販売費及び一般管理費の抑制に努めました結果、事業税の表示方法の変更による影響もあって経常利益は3,508百万円(前期比18.4%増 )、当期純利益は1,555百万円(前期比1.2%増)となりました。

なお、当社は平成10年10月1日に社名を変更するとともに、本社を神戸東部新都心に位置します「国際健康開発センター」へ移転しております。
(2) 次期業績の概況
次期(平成11年4月1日~平成12年3月31日)の見通しにつきましては、わが国経済は緊急経済対策の効果が期待されるものの民間需要の落ち込みにより景気回復 は難しいと予想され、また、医療業界におきましても医療制度改革への取り組みの影響を受け、当社を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続くものと思われます。

こうした中で、当社は既存事業の販売・サービス体制の強化及び業務の効率化による収益性の改善を進めながら、新規取扱い製品の日本市場での販売や米国での事業 体制の再構築並びに新規事業分野での事業拡大を積極的に行い、販売拡大を図ってまいります。今後とも環境変化に応じた事業展開及びコスト低減のための諸政策を実行し、業績 の向上に努めてまいる所存であります。
なお、業績の予想としましては、売上高33,000百万円、経常利益4,100百万円、当期純利益1,900百万円をそれぞれ見込んでおります。
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