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IR資料室 決算短信
経営成績
1. 当中間期の概況
 当中間期におけるわが国経済は、民間設備投資の回復など景気は緩やかな回復基調をたどり、また、海外でも原油価格の上昇など先行きの不透明感はあるものの、米国及び欧州の景気が引き続き拡大したほか、アジア経済も成長を持続いたしました。

医療の面では、国内における本格的な高齢化社会の到来を前にして、介護保険制度の導入(平成12年4月施行)や医療制度の抜本的な改革など、医療構造の見直しが進んでおり、各医療施設の経営の効率化が一層求められるとともに、メーカー間の競争がますます激しくなっております。一方、欧米諸国におきましては、IT(情報技術)、遺伝子解析などの最先端技術に基づく医療の高度化が進んでおり、新たなビジネスの創出による需要の拡大が見込まれております。

このような状況下で当社グループは、ロシュ・ダイアグノスティックス社(ドイツ)の尿製品の販売、オムロン株式会社の血液像検査システム商品の営業の譲り受け、デルフィックメディカルシステムズ社(ニュージーランド)との臨床検査情報システム商品に関するライセンス契約締結など、品揃えの充実を図ってまいりました。また、中南米の事業基盤強化を目的としたマイアミオフィスの設立(米国販売子会社の支店)、フランス及び中国におけるIT事業拠点の設立、台湾における販売会社の設立など、グローバル展開を積極的に進めてまいりました。

当中間期の業績は、円高による海外連結子会社の円換算売上高の目減り、為替差損の影響が大きく、売上高18,579百万円、経常利益1,297百万円、当期純利益547百万円と当初業績予想を下回りました。

所在地別業績につきましては、次のとおりであります。

(1) 日本
主力の血液検査用製品並びに尿検査用製品、免疫血清検査用製品の売上が好調に推移し、売上高は9,482百万円となりました。
営業利益は、海外市場(海外販売子会社)向け製品の円高による利益率悪化などもありましたが、製造原価、販売費及び一般管理費の低減により1,711百万円となりました。
(2) 米州地域
前期より「血液分析装置の販売・サービス機能」を販売子会社であるシスメックス コーポレーション オブ アメリカからロシュ・ダイアグノスティックス社へ移管しておりますが、円高による円換算売上高目減りの影響もあり、売上高は2,685百万円となりました。 また、ソフトウェア開発拠点であるシスメックス インフォシステムズ アメリカ インクは、開発及び販売体制の再構築を進めており、米州全体で、営業損失6百万円となりました。
(3) 欧州地域
円高による円換算売上高の目減りの影響があったものの、「多項目自動血球分析装置XE-2100」をはじめとした血液検査用機器の販売数量が大幅に伸び、売上高5,610百万円、営業利益196百万円となりました。
(4) アジア・パシフィック地域
近年、成長が著しい中国において上海及び香港に販売子会社を設立し、販売・サービスネットワークの強化を図りました。当中間期においては、旧販売代理店からの引継ぎや直接販売体制の整備に時間がかかり、アジア・パシフィック全体で、売上高800百万円、営業損失9百万円となりました。
2. 通期の見通し
今後の見通しにつきましては、内外経済の先行きに対する不透明感や円高傾向の為替基調などから、当社グループを取り巻く環境は依然として厳しい状況が続くものと予想されます。
こうした中で、当社グループは、グローバルなトップ企業とのアライアンス活用による市場占有率の向上並びに地域拡大、アジア立地の強みを活かした販売・サービスネットワークの構築、アライアンスをベースとした新規取り扱い商品の拡充、定型業務の電子化処理による業務革新など、今後とも環境変化に応じた事業展開並びにコスト低減のための諸施策を実行し、業績の向上に努めてまいります。
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